ツジノチャイム（1985年生、母テツノポーラ）

Tsujino Chime

1985.05.06

ツジノチャイム（1985年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のハギノカムイオー（当時6歳）と交配したテツノポーラが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は織田 正敏。戦績は、中央平地9戦0勝。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

8月16日、デビュー戦は堀井雅広騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は394kg。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀井雅広騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

3歳（1988年）

3月5日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

4月24日、中1週で迎えた6戦目は、篠原茂騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 雨/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

5月14日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた8戦目は、関野弘行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は篠原茂騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。