ビバーチェランラン（2016年生、母コーブライミー）

ビバーチェランラン（2016年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「生き生きと（音楽用語）＋走る」。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンバラード（当時8歳）と交配したコーブライミーが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は白井吉美。主な勝ち鞍は2019年の3歳B1。

経歴

デビュー前

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

2月3日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

4月23日、中6週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクリプトカレンシーを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロゼオランジュに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

6月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（5戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の7.21みんな投票しま賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた11戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で吉田晃浩騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の金沢シンザン者記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田晃浩騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったマッケンユウに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月29日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定戦の桔梗賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田晃浩騎手（10戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたブリリアントレター決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。