メイショウハルゴマ（2012年生、母ピッコレット）

メイショウハルゴマ（2012年4月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋春駒」。毛色は青鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時11歳）と交配したピッコレットが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中脇一幸。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は2015年のチャレンジシリーズ(C2-20)。

経歴

デビュー前

6歳のとき、金蘭兄弟から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、大野洋平によって21.6万円で落札された。

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

5月3日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

7月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

8月22日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。17頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（3戦0勝）。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた5戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハローブリーズに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月1日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた9戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒラボクゴールドに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。