テイエムマイスター（2016年生、母テイエムチュラサン）

テイエムマイスター（2016年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋職人などの名人、巨匠（独）」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時12歳）と交配したテイエムチュラサンが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日高テイエム牧場株式会社。

経歴

デビュー前

杉山晴紀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

1月13日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

3月2日、中5週で迎えた3戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

3月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で服部寿希騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた5戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

6月2日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスターライト特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったアンバラージュに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月30日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のシューティングスター特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた9戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の波戸岬特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4歳（2020年）

2月15日、約7か月の休み明けで迎えた10戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。