アルーリングハート（2013年生、母アルーリングボイス）

アルーリングハート（2013年1月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「魅力的な心」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時12歳）と交配したアルーリングボイスが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳以上C4-6。

経歴

デビュー前

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

1月30日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 曇/不良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

4月23日、中7週で迎えた3戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月18日、中7週で迎えた4戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

10月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた6戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ラブリッサにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のブラックファニーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。