パスカル（2017年生、母トーセンキャッスル）

Pascal

2017.02.23

パスカル（2017年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「復活祭の（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時19歳）と交配したトーセンキャッスルが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社 エスティファーム。主な勝ち鞍は2019年の2歳。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

8月4日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月6日、中5週で迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2019年10月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月5日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、サッポロアンジュに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月23日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフェアリーマジックに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2020年）

1月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

5月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、北島希望騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の明日葉特別（川崎ダート1500m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

8月12日、約3か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

9月22日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

11月14日、中7週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた10戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、ほとめきナイター最終レースは20時40分（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた11戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、ほとめきナイター最終レースは20時40分（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

4歳（2021年）

3月21日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、つくし賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。