ファストワン（1984年生、母グランスベイ）

Fast One

1984.04.04

ファストワン（1984年4月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時6歳）と交配したグランスベイが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

1月31日、デビュー戦は林満明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

4月29日、中9週で迎えた3戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

6月28日、中8週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で北川和典騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた5戦目は、柴田利秋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。