グラスミント（2007年生、母グラスオードリー）

Grass Mint

2007.04.01

グラスミント（2007年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋植物名」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時9歳）と交配したグラスオードリーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

2月20日、デビュー戦は小林久晃騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

8月22日、約6か月の休養明けで迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸びを見せたが、伸びてきたシルクミライ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

10月17日、中3週で迎えた4戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゼアグートに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月31日、中1週で迎えた5戦目は、福山・高知連携 桝屋清右衛門シリーズ三戦（福山ダート1250m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラタマデジタルからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2011年）

1月3日、中8週で迎えた6戦目は、一般C5（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のパートナーラブに半馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月23日、約10か月の休み明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。競走中止となった。