ヨシマグニフィセン（2001年生、母エビスオトメ）

ヨシマグニフィセン（2001年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋見事な、壮大な（マグニフィセント）より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロイヤルタッチ（当時8歳）と交配したエビスオトメが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道茅部郡砂原町、生産者は岩本五郎。戦績は、中央平地1戦0勝、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年のジョッキー選抜シルバー(一般C5-6)。

経歴

デビュー前

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

5月15日、デビュー戦は山本康志騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

11月7日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、浅沼傑騎手を鞍上に迎えて、一般C4 12（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた3戦目は、一般C4 16（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で浅沼傑騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた4戦目は、川崎義和騎手を鞍上に迎えて、一般C4 17（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた5戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4-8（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2005年）

4月5日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C5-6（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるアネックスを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

4月19日、中1週で迎えた7戦目は、ジョッキー選抜シルバー（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイランブーケに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5-5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた9戦目は、一般C5-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた10戦目は、一般C5-4（金沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で池田敦騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。