スパイク（2000年生、母アズマハント）

スパイク（2000年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「スパイクシューズ」。毛色は栗毛。種牡馬のシェイヴィアン（当時13歳）と交配したアズマハントが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ファーミングヤナキタ。戦績は、中央平地21戦0勝2着2回、地方25戦2勝。主な勝ち鞍は2006年の一般C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ファーミングヤナキタから「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、ファーミングヤナキタから「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場され、田中春美によって483万円で落札された。

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

10月12日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（中山芝2000m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた3戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月30日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ヒシフェアレディに半馬身交わされて2着に敗北した。

3歳（2003年）

1月25日、中4週で迎えた6戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧巻の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月16日、中4週で迎えた9戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったトップシェーバーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月20日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

5月25日、中4週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月2日、約5か月半の休養明けで迎えた13戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、フリーダムカップ（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた14戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた15戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた16戦目は、一般A B11（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒシジョーカーに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2004年）

1月3日、中1週で迎えた17戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、迎春賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、4歳以上500万下（福島芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

6月5日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（6戦0勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた21戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

8月28日、中8週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下の白山特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（7戦0勝）。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

10月2日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、3歳以上500万下の津田沼特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（8戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（9戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手（10戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

12月11日、中4週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下の尾頭橋特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鹿戸雄一騎手（11戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

5歳（2005年）

1月27日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた27戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3-2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

2月3日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

4月11日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた29戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、知立焼肉『那智園』30周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月6日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた30戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般A5（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた31戦目は、一般A5 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

5月23日、連闘で迎えた32戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた34戦目は、一般B2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって8着に敗れた。

7月10日、中3週で迎えた35戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、タイムチャレンジレース（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた37戦目は、パストラルバーデンカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉優騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

11月28日、約4か月の休み明けで迎えた38戦目は、寒風山特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で千葉優騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず12着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた39戦目は、賞金ハンデレース（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉優騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた40戦目は、男鹿特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉優騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

6歳（2006年）

1月4日、中1週で迎えた41戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（水沢ダート1900m 晴/不良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた42戦目は、一般B2（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は千葉優騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

4月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた43戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタイキアンダルシアを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って久々に勝利を挙げた。

4月15日、連闘で迎えた44戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた45戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた46戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。