ユキノガルチ（2000年生、母サーストンフラッグ）

ユキノガルチ（2000年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンダーガルチ（当時8歳）と交配したサーストンフラッグが11歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地3戦1勝、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

7月20日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月17日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のダイシンスペックに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下の唐津特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5歳（2005年）

4月10日、約19か月半の休み明けで迎えた4戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、はまゆり賞（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

4月24日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、駒形賞（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

12月22日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

12月30日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた7戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

6歳（2006年）

1月9日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。