ケージーハヤカゼ（1997年生、母ケージークイン）

経歴

デビュー前

嶋田功厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

11月13日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

12月18日、中4週で迎えた2戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

12月26日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

3歳（2000年）

1月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

2月12日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のダイワバチカンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月12日、中3週で迎えた7戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた8戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の桜草特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた9戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた10戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

6月19日、中5週で迎えた11戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のハマナス特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスペシャルメニューに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月11日、中2週で迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のインパチェンス特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

8月16日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦のハイビスカス特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

9月11日、中3週で迎えた14戦目は、マーズ特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた15戦目は、港区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた16戦目は、オリオン座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月31日、中1週で迎えた17戦目は、レミニス賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジリジリと前との差を詰めて、最後は2着のダイナマイトフィスを半馬身振り切って3勝目を獲得した。

11月17日、中1週で迎えた18戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ノベンバー賞（大井ダート1700m 雨/重）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のウイーンルションをクビ差振り切って4勝目をマークした。

5歳（2002年）

1月11日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた19戦目は、藤村龍也騎手を鞍上に迎えて、若菜特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた20戦目は、一般A1 A2（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤村龍也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のジーナに1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

2月11日、連闘で迎えた21戦目は、畜産杯（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤村龍也騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた22戦目は、宮浦正行騎手を鞍上に迎えて、春麗賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月19日、連闘で迎えた23戦目は、陽春賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦のアルクツールス賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のコウギョウタイムをクビ差振り切って6勝目を収める

4月27日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦のシリウス賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮浦正行騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦のエメラルド賞（大井ダート1790m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮浦正行騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦のスピカ賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮浦正行騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

11月3日、約5か月の休み明けで迎えた28戦目は、ハンデ戦のラストトゥインクル賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮浦正行騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた29戦目は、錦秋賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮浦正行騎手（7戦1勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた30戦目は、ディセンバー賞（大井ダート1190m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で宮浦正行騎手（8戦1勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦のアデュー2002賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮浦正行騎手（9戦1勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

6歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた32戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、ウエルカム2003賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた33戦目は、アレキサンドライト賞（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた34戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、早春賞（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた35戦目は、春暖賞（大井ダート1690m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。