ゴールドパラダイス（2016年生、母ハチマンダイボサツ）

ゴールドパラダイス（2016年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋楽園」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時13歳）と交配したハチマンダイボサツが13歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は北勝ファーム。主な勝ち鞍は2020年の一般C2四五。

経歴

デビュー前

佐藤賢二厩舎（船橋）へ入厩。

4歳（2020年）

1月7日、デビュー戦は山本聡紀騎手を鞍上に据えて、2020年船橋ケイバ開幕記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は525kg。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

2月10日、中4週で迎えた2戦目は、一般C3十二（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡紀騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで崩れずに走り抜いたが、スマートイージスに交わされて2馬身半差の2着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた3戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3十一（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のコングラツィアを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月1日、中2週で迎えた4戦目は、一般C3五六（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のモリトイナセに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月17日、中1週で迎えた5戦目は、ハコフグ記念（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2十十一（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のソイギネーをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

6月16日、中5週で迎えた7戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のイグナシオを半馬身振り切って4勝目をマークした。

5歳（2021年）

10月28日、約16か月半の休み明けで迎えた8戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

12月1日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、一般C3二三（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

6歳（2022年）

1月10日、中5週で迎えた10戦目は、一般C3七八（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

2月14日、中4週で迎えた11戦目は、一般C3七八（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、4着に終わった。

3月23日、中4週で迎えた12戦目は、一般C3六七（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口達弥騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

2022年3月28日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。