ワールドシャイネン（1996年生、母ペーブメント）
World Scheinen
1996.03.14
ワールドシャイネン（1996年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時8歳）と交配したペーブメントが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地20戦1勝2着2回、地方4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の5歳以上500万下。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 24戦2勝 [2-3-3-16/24]
- 総賞金国内
- 2,005万円
- 生年月日
- 1996年3月14日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 松元茂樹栗東
- 馬主
- 中川進克
- 生産者
- （有）習志野牧場
- 抹消情報
- 中央：2001年8月24日抹消
地方：2001年7月3日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のペーブメントは中央平地1戦0勝。祖母のダイナマップは中央平地21戦3勝2着2回。父のヘクタープロテクターは海外G1・5勝（仏国芝[5勝]）。
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Bull Dog＝Sir Gallahad＝Noor Jahan | 7*7*7×6*6*7 | 6.25% |
| きS | Pharamond＝Sickle | 7*7 | 1.56% |
| 牡 | Nasrullah | 5*6*6×5*6 | 10.93% |
| 牡 | Roman | 6×5 | 4.68% |
| 牡 | Nearco | 6*7*7*7×6*7 | 6.25% |
| 牡 | Princequillo | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Pharos | 7×6*7 | 3.12% |
| 牡 | Blue Larkspur | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Discovery | 7×6*7 | 3.12% |
| 牡 | Teddy | 7×7*7*7 | 3.12% |
| 牡 | Blenheim | 7×7*7*7*7 | 3.9% |
| 牡S | Native Dancer | 5*7 | 3.9% |
| 牡S | Count Fleet | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | War Admiral | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Djebel | 7*7*7 | 2.34% |
| 牡M | Mahmoud | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Display | 6*7 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ウッドマン系
- ファミリーナンバー
- 4-m
レース成績
経歴
デビュー前
松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1999年）
1月30日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったシュプリンゲンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。
8月29日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
9月5日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。
9月19日、中1週で迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、3着に終わった。
10月2日、中1週で迎えた5戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
10月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップ オレンジ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた7戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のいちょう賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロードマカダムを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。
11月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のバルーンカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマキバアクトレスに8馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
12月11日、中2週で迎えた9戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエリモシーザーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
4歳（2000年）
1月6日、中3週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のサバンナシチーに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。
3月11日、中8週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の伊丹特別（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（3戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。
3月26日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下の讃岐特別（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（4戦2勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。
4月15日、中2週で迎えた13戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神芝1600m 雨/良）に出走。17頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に敗れた。
5月20日、中4週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の御嶽特別（中京ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小林徹弥騎手（5戦2勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。
5歳（2001年）
2月18日、約9か月の休み明けで迎えた15戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。
3月3日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。
3月17日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。
4月1日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。
4月22日、中2週で迎えた19戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。
5月12日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。
5月27日、中1週で迎えた21戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2500m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。
6月26日、中3週で迎えた22戦目は、名古屋チャレンジカップ アポロ賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月29日、中4週で迎えた23戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、4着に入り込んだ。
8月19日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。