ユメゴコチ（2006年生、母マターナルラブ）

Yumegokochi

2006.06.17

ユメゴコチ（2006年6月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時14歳）と交配したマターナルラブが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、地方11戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

佐々木洋一厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2009年）

2月20日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は485kg。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のパワフルゴッデスに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月24日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したナイキアンコールを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中6週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のスリーゴールドに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

6月24日、中5週で迎えた4戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアマリリス特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦の乙女ゆり特別（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

4歳（2010年）

4月21日、約9か月半の休養明けで迎えた6戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた7戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月28日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、4着を確保した。