コスモイズモ（2009年生、母ビンジンスキー）

コスモイズモ（2009年2月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋出雲」。毛色は鹿毛。種牡馬のファスリエフ（当時12歳）と交配したビンジンスキーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浦新徳司。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浦新徳司から「八戸市場サラブレッド1歳」と「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、浦新徳司から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、ビッグレッドファームによって609万円で落札された。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

2月26日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月8日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた6戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のノーブルガイアに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。