ダイナマイトガイ（1996年生、母ユーワシスター）

ダイナマイトガイ（1996年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナマイトダディ（当時8歳）と交配したユーワシスターが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

佐藤二郎厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

6月11日、デビュー戦は山田和久騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田和久騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田和久騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田和久騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のパクセリーをアタマ差制して初勝利を挙げた。

8月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和久騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた7戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井作男騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（1999年）

1月5日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の若竹賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳G3の京成杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下のうぐいす賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた12戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の春菜賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

6月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のアップルトウショウに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

7月4日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳900万下のやまゆりステークス（阪神芝2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の豊栄特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の三面川特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で嶋田高宏騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

10月10日、中7週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

10月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の南武特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。