スズカダブル（2020年生、母ダブルファンタジー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、辻牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、永井啓弍によって2,420万円で落札された。

2歳（2022年）

6月4日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ダイヤモンドハンズに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

6月25日、中2週で迎えた2戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせて抜け出し、最後は2着のスティルディマーレに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの紫菊賞（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

10月29日、中1週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの萩ステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

12月18日、中6週で迎えた5戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳G1の朝日杯フューチュリティステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。17頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

3歳（2023年）

1月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳G3のシンザン記念（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

10月22日、約9か月半の休み明けで迎えた7戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、辻牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、永井啓弍によって2,420万円で落札された。

西村真幸厩舎（栗東）へ入厩。

12月10日、デビュー戦はH.H.ドイル騎手を鞍上に据えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番ゲートからスタート。出走取消となった。

12月23日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、バトルハーデンにクビ差交わされて2着となった。

4歳（2024年）

1月13日、中2週で迎えた9戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサンライズプルートに2馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

4月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた11戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

8月17日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの四日市特別（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

9月28日、中5週で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラス（中京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は西村淳也騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のムーンリットナイトに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月20日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのJRAウルトラプレミアムキセキカップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（2戦1勝）。17頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、キープカルムにクビ差交わされて2着に惜敗した。