ヤマニンアントラー（1990年生、母ヤマニンシーサイド）

Yamanin Antler

1990.03.26

ヤマニンアントラー（1990年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカツラギエース（当時10歳）と交配したヤマニンシーサイドが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は廣田 光夫。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

浅見国一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

10月11日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトウショウレビューに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月1日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのいちょうステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた3戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のカトレア賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた4戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1400m 雨/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

3歳（1993年）

1月16日、中4週で迎えた5戦目は、4歳500万下の白梅賞（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は河内洋騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた6戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の梅花賞（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた7戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の雪割草特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下のさわらび賞（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。