エンジェルヒーロー（2000年生、母アグネスミラクル）

エンジェルヒーロー（2000年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「天使の英雄」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンチェスト（当時17歳）と交配したアグネスミラクルが18歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は昌平牧場。戦績は、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

柿本政義厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2003年）

1月24日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。馬体重は461kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた2戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月24日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマイニングドリームを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったサミンジェネシスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月2日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のナイスシューズ特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

11月13日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。