ウィンサム（2020年生、母ワイルドフェイス）

Winsome

2020.05.04

ウィンサム（2020年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「魅力的な、愛嬌のある」。毛色は青毛。種牡馬のコパノリッキー（当時10歳）と交配したワイルドフェイスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は赤石牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、赤石牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、カナヤマホールディングスによって1,320万円で落札された。

松下武士厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

3月18日、デビュー戦は小沢大仁騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた2戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。最後はタレてしまい15着に敗れた。

7月29日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

9月8日、中5週で迎えた4戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシノサザナミに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月4日、中3週で迎えた5戦目は、一般C20（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、赤石牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、カナヤマホールディングスによって1,320万円で落札された。

戸部尚実厩舎（愛知）へ入厩。

10月18日、デビュー戦は浅野皓大騎手を鞍上に据えて、まな誕生日おめでとう記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番ゲートからスタート。出走取消となった。

11月1日、中3週で迎えた6戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のロンスアンドロンスに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月1日、中3週で迎えた7戦目は、王滝渓谷特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた8戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、花穂ちゃん お誕生日記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

12月21日、連闘で迎えた9戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4歳（2024年）

1月17日、中3週で迎えた10戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた11戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般C11（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で浅野皓大騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般C14（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で浅野皓大騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた16戦目は、一般C14（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で浅野皓大騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったホウオウフェアリーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。