クニサキミノル（2005年生、母シマノユキヒメ）

クニサキミノル（2005年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時15歳）と交配したシマノユキヒメが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上D7二。

経歴

デビュー前

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

12月1日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

3歳（2008年）

1月6日、中4週で迎えた2戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

2月11日、中4週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

4月9日、中7週で迎えた4戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳F2三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた5戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳F3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5月22日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳F4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳F4一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F4一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F4一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

10月22日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D7四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上D8二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた12戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D7二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた14戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D7三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着を確保した。

12月30日、中1週で迎えた15戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D7二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

4歳（2009年）

1月21日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上D7三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、4着に終わった。

1月30日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上D7一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は木村健騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったセフティロングワンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上D7二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は木村健騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコウエイルビーに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月12日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したランウェイスナップを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月25日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。