エビスライアン（2001年生、母エビスフジ）

Ebisu Ryan

2001.05.09

エビスライアン（2001年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチブライアン（当時9歳）と交配したエビスフジが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）恵比寿牧場。戦績は、地方13戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

寺田新太郎厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2004年）

1月10日、デビュー戦は神澤和弥騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で神澤和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

3月5日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で神澤和弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で神澤和弥騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では賦性のガッツでゴールまで頑張り、5着を確保した。

4月23日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

6月14日、中0週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は神澤和弥騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコウジュムリョウを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

6月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で神澤和弥騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のコスモフェアリーに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月16日、中6週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で神澤和弥騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマクミランに5馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月13日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で神澤和弥騎手（7戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤシロタイコーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目をマークした。

10月15日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦のきんもくせい特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で神澤和弥騎手（8戦3勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5歳（2006年）

11月28日、約26か月の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた13戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。