ニイヤマキング（1997年生、母シンコロサン）

ニイヤマキング（1997年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のミマツホマレ（当時19歳）と交配したシンコロサンが11歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は石川原寛一。戦績は、地方33戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年のくすのき賞(アラ系4歳)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石川原寛一から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、佐賀県馬主会によって367.5万円で落札された。

山田義人厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1999年）

7月4日、デビュー戦は若林利道騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は426kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で若林利道騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒカリキララに半馬身交わされて2着となった。

8月16日、中3週で迎えた3戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は若林利道騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセフリテンリュウに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で若林利道騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で若林利道騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた8戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた9戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦のクリスマス特設（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエクセルシュルードに7馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

3歳（2000年）

1月4日、中0週で迎えた12戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセフリテンリュウに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

1月30日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトウショウセンプーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

3月19日、中6週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

7月29日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた17戦目は、3歳オープンのサマーカップ（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（9戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

10月1日、中6週で迎えた18戦目は、3歳戦の浮立特設（佐賀ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は下條知之騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスーパージョージにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

10月19日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイージーウィンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

11月23日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（12戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

12月3日、中0週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（13戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（14戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2001年）

1月3日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上B1 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（15戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系3歳以上B1 B2（佐賀ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（16戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

2月5日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系3歳以上A3 B1 B（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（17戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（18戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は下條知之騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

4月14日、中5週で迎えた29戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、うぐいす特設（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた30戦目は、ヒバリ特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三井邦夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた31戦目は、ホトトギス特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三井邦夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月2日、中2週で迎えた32戦目は、コマドリ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三井邦夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

7月7日、中4週で迎えた33戦目は、オオルリ特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で三井邦夫騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。