ロジレット（2019年生、母ロジフェローズ）

Logi Let

2019.04.02

ロジレット（2019年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+母父名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロジユニヴァース（当時13歳）と交配したロジフェローズが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月10日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。17頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月6日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のレディナビゲーターをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3歳（2022年）

6月12日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

7月10日、中3週で迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの織姫賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの伊達特別（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のグランドラインを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

9月10日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳G3の紫苑ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

4歳（2023年）

3月12日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの房総特別（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、サンカルパに3/4馬身交わされて2着となった。

4月16日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの野島崎特別（中山芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川裕紀人騎手（3戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

7月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの松島特別（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月10日、中9週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの白井特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエープラスに1馬身3/4の差をつけて勝利をモノにする

11月12日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上3勝クラスのユートピアステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

5歳（2024年）

3月24日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの春興ステークス（中山芝1600m 外回り 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は永野猛蔵騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。