リードファッション（1986年生、母ピアオンワード）

リードファッション（1986年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時14歳）と交配したピアオンワードが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は能登武徳。戦績は、中央平地11戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

9月18日、デビュー戦は田島良保騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のヤマトドスティに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1989年）

1月14日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、牝馬限定3歳オープンのKBS京都紅梅賞（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。

3月4日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田島良保騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

11月4日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた4戦目は、楠孝志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楠孝志騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楠孝志騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい15着に敗れた。

4歳（1990年）

1月14日、中5週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で楠孝志騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた8戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は楠孝志騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた11戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。