マズイマズイウマイ（2012年生、母モットヒカリヲ）

マズイマズイウマイ（2012年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「まずいまずい美味い」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時23歳）と交配したモットヒカリヲが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の会津特別(500万下)。

経歴

デビュー前

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

11月8日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のアクイーユをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2015年）

2月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 小雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

3月8日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

10月18日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、3歳以上500万下の鳥屋野特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（2戦1勝）。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、コスモドームに半馬身交わされて2着となった。

11月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下の会津特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂で渋太く粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のベルモントラハイナに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

11月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1000万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松若風馬騎手（4戦2勝）。18頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上1000万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松若風馬騎手（5戦2勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。