トウカイデュエル（2017年生、母トウカイオスカー）

トウカイデュエル（2017年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+決闘(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時8歳）と交配したトウカイオスカーが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は二風谷ファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

9月1日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 小雨/重）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のウェストエッジをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

11月10日、中7週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラスの黄菊賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

11月23日、中1週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の京都2歳ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

3歳（2020年）

2月1日、中9週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスの梅花賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた6戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの水仙賞（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

9月5日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイセイシリウスを別次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

9月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの小牧特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた9戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの高雄特別（京都芝2400m 外回り曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの鳴滝特別（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

4歳（2021年）

1月24日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラスの海の中道特別（小倉芝2600m 曇/重）に出走。鞍上は西村淳也騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

4月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート2000m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は酒井学騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月9日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた13戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた14戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの揖斐川特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスの一宮特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

8月14日、中9週で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの柳川特別（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラスの筑後川特別（小倉芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

12月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの再度山特別（阪神芝1800m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は酒井学騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた19戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの境港特別（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

5歳（2022年）

2月19日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの皿倉山特別（小倉芝2600m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた21戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

4月10日、中4週で迎えた22戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、九千部山特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したマイコートを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

4月23日、中1週で迎えた23戦目は、菊池川特別（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた24戦目は、高千穂峰特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた25戦目は、英彦山特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた26戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、阿蘇山賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた27戦目は、地方重賞の佐賀王冠賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた28戦目は、小岱山特別（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた29戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、脊振山特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に終わった。