ウエスタンシングン（1984年生、母ウエスタンミネ）

Western Shingun

1984.03.13

ウエスタンシングン（1984年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマグニテユード（当時9歳）と交配したウエスタンミネが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鵜木 良治。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

小西登厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

3月8日、デビュー戦は小西一男騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、ダイナシルエットに交わされて3馬身差の2着となった。

3月28日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小西一男騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

4月29日、中4週で迎えた3戦目は、高山裕騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小西一男騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小西一男騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

7月5日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小西一男騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小西一男騎手（5戦0勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では非凡な末脚を披露し、3着に入った。

8月8日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は高山裕騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のベイリーフロイヤルをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。