ハイパーミラクル（2018年生、母ニシノミラクル）
Hyper Miracle
2018.03.17
ハイパーミラクル（2018年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「超+奇跡。父名、母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時15歳）と交配したニシノミラクルが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はガーベラパークスタツド。
経歴
デビュー前
1歳のとき、ガーベラパークスタッドから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、高橋宏弥によって756万円で落札された。
加藤士津八厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2020年）
7月26日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は406kg。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着を確保した。
8月23日、中3週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後は脚色が鈍り17着に敗れた。
11月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。
3歳（2021年）
1月17日、中8週で迎えた4戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。
2021年1月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
3月5日、中6週で迎えた5戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシュトゥルムヴィント賞（川崎ダート900m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。
5月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のリュフトヒエン賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。
6月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のラファール賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したウリコヒメを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。
7月5日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のランポ特別（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。
7月31日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の仏法僧特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。
10月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。
11月9日、中3週で迎えた11戦目は、神尾香澄騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。
12月14日、中4週で迎えた12戦目は、雷雪賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は藤江渉騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。
2021年12月23日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。