ワインクーラー（2022年生、母インプレショニスト）

ワインクーラー（2022年1月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「カクテル名。カクテル言葉は私を射とめて」。毛色は鹿毛。種牡馬のモズアスコット（当時8歳）と交配したインプレショニストが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松浦牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

石橋守厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月15日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

3歳（2025年）

1月6日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

1月25日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。

5月3日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菱田裕二騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で菱田裕二騎手（4戦0勝）。17頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

7月20日、中7週で迎えた6戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は2着のセガンティーニに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は菱田裕二騎手（5戦0勝）。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に敗れた。

11月24日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったバンブルビーにねじ伏せられて3/4馬身差の2着となった。