アラビアシチー（2004年生、母Aqraba）

Arabia City

2004.03.31

アラビアシチー（2004年3月31日）は、アラブ首長国連邦で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「産地より連想＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時17歳）と交配したAqrabaが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

2歳のとき、ダーレー・ジャパン・レーシングから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、友駿ホースクラブ愛馬会によって420万円で落札された。

友駿ホースクラブ愛馬会にてで一口馬主が募集された。

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

8月5日、デビュー戦は上野翔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい12着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた2戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

3歳（2007年）

4月8日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

6月2日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は上野翔騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月7日、中4週で迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。