バーンザブリッジ（2014年生、母マヤノアブソルート）

バーンザブリッジ（2014年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「背水の陣」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時14歳）と交配したマヤノアブソルートが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。主な勝ち鞍は2017年の3歳以上C4-2。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

11月27日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は512kg。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3歳（2017年）

3月5日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

3月26日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

6月24日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤工真騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず12着に終わった。

9月2日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は丸田恭介騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた8戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、新冠町里平大滝賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、日高山脈神威岳賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るキョウエイビアンコを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月1日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤千尋騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のアイノテクニシャンをアタマ差振り切って2勝目を掴み取った。

4歳（2018年）

5月27日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた14戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

7月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

8月26日、中7週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた16戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったマイネルフレンズに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、平成30年7月豪雨被災地復興（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

9月18日、連闘で馬体重を前走から18kg絞って迎えた18戦目は、蔵コンサート特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月30日、中1週で迎えた22戦目は、平成30年北海道胆振東部地震被災者支援（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1八（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた24戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C1八（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月11日、連闘で迎えた25戦目は、香林坊ツリーファンタジー特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた26戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（9戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。