クロスレート（2022年生、母ベストレート）

クロスレート（2022年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「多通貨間の交換レート。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時11歳）と交配したベストレートが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋フアーム。主な勝ち鞍は2025年の好きです笠松競馬(一般C21)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

8月3日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

3歳（2025年）

5月10日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

6月14日、中4週で迎えた3戦目は、和田陽希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた4戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

10月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、関ケ原組改名7周年記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、一般C27（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた7戦目は、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のメジャーラッシュをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

11月18日、中1週で迎えた8戦目は、仲冬特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた9戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったインサイトに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。