ビラールウインド（1997年生、母スライプニール）

ビラールウインド（1997年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時20歳）と交配したスライプニールが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）北島牧場。戦績は、地方23戦11勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の菜の花賞(アラ系一般C1)。

経歴

デビュー前

江口秀博厩舎（福山）へ入厩。

2歳（1999年）

8月2日、デビュー戦は岡崎準騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（福山ダート800m 晴/不良）に出走。馬体重は497kg。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のホウワセンプーに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月9日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月18日、中5週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったユノアウトローから3馬身差の2着となった。

10月24日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のピアドオスカーをクビ差制して優勝

11月22日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のニューヒーロー特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡崎準騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、2歳戦のヤングチャンピオン（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡崎準騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた7戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2000年）

1月15日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は岡崎準騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカガヤキフォルテに2馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

2月20日、中4週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は黒川知弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のキングカップ（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月16日、中4週で迎えた11戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のイクノナンプウをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

5月5日、中2週で迎えた12戦目は、端午賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月30日、約6か月の休み明けで迎えた13戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は黒川知弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のウインミュージアムに3馬身の差をつけて休養明けの一戦を制した。

11月12日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアサリュウオウジャに6馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

11月25日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゴウドウムサシに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2001年）

1月2日、中4週で迎えた16戦目は、石井幸男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアキタオーカンに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月14日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は黒川知弘騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニシキノマークに7馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

2月5日、中2週で迎えた18戦目は、さざんか賞（福山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシマナミカンセイに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

3月12日、中4週で迎えた19戦目は、菜の花賞（福山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカネキヒットに7馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

4月8日、中3週で迎えた20戦目は、うぐいす特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイアンヒットから6馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中3週で迎えた21戦目は、山野峡特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターグラシアスから3馬身差の2着に敗北した。

5歳（2002年）

1月3日、約8か月の休み明けで迎えた22戦目は、松の内賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡崎準騎手（11戦5勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホマレエリートから3馬身差の2着となった。

1月12日、連闘で迎えた23戦目は、久松城賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡崎準騎手（12戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。