ルリイロノチキュウ（2000年生、母Belle of Cozzene）

ルリイロノチキュウ（2000年2月9日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「瑠璃色の地球」。毛色は芦毛。種牡馬のGone West（当時16歳）と交配したBelle of Cozzeneが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、地方4戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

9月7日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

3歳（2003年）

3月21日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

4月19日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシゲノコンコルドに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホンキナムスメに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るデジタルアピールを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。