ストームサンダー（2023年生、母マイヴィクトリア）

ストームサンダー（2023年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「嵐+雷鳴」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヘンリーバローズ（当時8歳）と交配したマイヴィクトリアが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は北田剛。2025年のクローバー賞(オープン)に勝利した他、2025年の萩ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2025年）

6月29日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、エスカレイトに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

7月20日、中2週で迎えた2戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。

8月23日、中1週で迎えた5戦目は、A.A.バデル騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーアサジタリウスに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月26日、中8週で迎えた6戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月24日、中3週で迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳G2の東京スポーツ杯2歳ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。