ダイワシャルード（1995年生、母ウィニングチャンス）

ダイワシャルード（1995年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のシャルード（当時12歳）と交配したウィニングチャンスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

7月19日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

8月22日、中4週で迎えた2戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったマグマミリオンに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

9月6日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアジヤルビーにハナ差届かず2着に甘んじた。

10月3日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のフライトルテナンをクビ差振り切って初白星を挙げた。

4歳（1999年）

1月30日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田未崎騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田未崎騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に敗れた。