レオイッセイ（1997年生、母セイヴオンアイス）

レオイッセイ（1997年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時10歳）と交配したセイヴオンアイスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）鳥井牧場。戦績は、中央平地16戦2勝2着2回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の津田沼特別(500万下)。

経歴

デビュー前

奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

10月17日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は494kg。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

3歳（2000年）

1月16日、中8週で迎えた4戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したベルボクサーに半馬身届かず2着となった。

2月13日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は高橋智大騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入った。

6月18日、中2週で迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサムソンデュークに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中1週で迎えた8戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2000川崎フラワー賞4（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るブレークオンスルーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月14日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、燕特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月2日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の津田沼特別（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマショウタイセイを鬼脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

10月7日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の西湖特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

4歳（2001年）

6月9日、約8か月の休み明けで迎えた14戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の檜山特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた15戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山賀一騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。