オースマート（2009年生、母オペラドリーム）

オースマート（2009年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「洗練された」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時12歳）と交配したオペラドリームが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内白井牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方35戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、静内白井牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、大谷和彦によって210万円で落札された。

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

4月7日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず13着に終わった。

5月13日、中4週で迎えた2戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

7月21日、中9週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月4日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた4戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のムーンリットスカイに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月9日、連闘で迎えた7戦目は、3歳戦の乙女座スプリント（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のスケルツァンドに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

10月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で野田誠騎手（6戦2勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた10戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のGOGOスプリント（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は野田誠騎手（7戦2勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月18日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（8戦2勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（10戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦の師走マイル（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（11戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2013年）

1月2日、中2週で迎えた17戦目は、4歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（12戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月12日、中0週で迎えた18戦目は、一般C2四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で野田誠騎手（13戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野田誠騎手（14戦2勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2五（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で野田誠騎手（15戦2勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2五（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で野田誠騎手（16戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2五（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で野田誠騎手（17戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月2日、連闘で迎えた23戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月9日、連闘で迎えた24戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2五（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた26戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（福山ダート1250m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月12日、中6週で迎えた27戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた28戦目は、宮川浩一騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

6月2日、連闘で迎えた29戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エンプレスソングに交わされて2馬身差の2着となった。

6月9日、連闘で迎えた30戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

6月15日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月29日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた32戦目は、ライラック会会長特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったメジャーデビューに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた33戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、夜さ恋手束真知子特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた34戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は宮川浩一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったヤルーデンスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月24日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川浩一騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったスマートスパークルに詰め切れず、約14馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川浩一騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

10月7日、中3週で迎えた37戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮川浩一騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。