パイロン（2020年生、母クラッシュオンユー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ホース・マネジメント・ボスから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、神奈川県馬主協会吉岡廣樹によって440万円で落札された。

2歳（2022年）

7月8日、デビュー戦は町田直希騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は441kg。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のクワガタムシ特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月28日、中3週で迎えた3戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のツクツクボウシ特別（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた4戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の花朝月夕賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のフラッシュベルンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月12日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のドラゴンフライ特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

3歳（2023年）

7月6日、約9か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳戦の燕特別（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は藤江渉騎手（1戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた7戦目は、小林捺花騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアウローラ特別（川崎ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の鶫特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

9月12日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のステッラ特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた11戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のフルーツタルト賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた12戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定戦のビュッシュドノエル賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

4歳（2024年）

1月4日、中2週で迎えた14戦目は、福寿草賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた15戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、おもちお皿なかったよ記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい5着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた16戦目は、冬銀河賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた19戦目は、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森島貴之騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた20戦目は、時羽あいのデビュー666日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森島貴之騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた21戦目は、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森島貴之騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた22戦目は、劇場版ウマ娘新時代の扉カップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で森島貴之騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志で渋太く粘り込んで、最後は2着のマンディブラリスをアタマ差振り切って久々に勝利を挙げた。