テンリクレマン（1993年生、母テンリアンサー）

Tenri Clement

1993.04.26

テンリクレマン（1993年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスマコバクリーク（当時8歳）と交配したテンリアンサーが11歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）近藤牧場。戦績は、中央平地9戦0勝。

経歴

デビュー前

渡辺栄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

12月2日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は524kg。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

3歳（1996年）

6月8日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

6月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

6月30日、連闘で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は角田晃一騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

9月7日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は角田晃一騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。