バルミーウェザー（2021年生、母スプリングタイム）

バルミーウェザー（2021年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「爽やかな天候」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパイロ（当時16歳）と交配したスプリングタイムが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

7月1日、デビュー戦は亀田温心騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は452kg。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったナスティウェザーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗れた。

8月5日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカリフォルニアに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月14日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳1勝クラスのプラタナス賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で亀田温心騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

3歳（2024年）

1月28日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのくすのき賞（小倉ダート1700m 小雨/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

4月27日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳1勝クラスのわらび賞（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は亀田温心騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月8日、中5週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で亀田温心騎手（5戦1勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの臥牛山特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀田温心騎手（6戦1勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

10月14日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた10戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が衰えて18着に終わった。