ベルジュラック（2015年生、母アストリッド）
Bergerac
2015.02.05
ベルジュラック（2015年2月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時13歳）と交配したアストリッドが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2018年の目黒区記念。
経歴
デビュー前
村上頼章厩舎（大井）へ入厩。
2歳（2017年）
12月1日、デビュー戦はR.クアトロ騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスマイルシティ・品川デーオープニング賞（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。馬体重は497kg。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。
3歳（2018年）
2月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。
9月18日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったトワノユメに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
10月29日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦の目黒区記念（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマショウバトルに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
12月7日、中5週で迎えた5戦目は、品川区と高知県との連携協定締結記念賞（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず16着に敗れた。
4歳（2019年）
9月17日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホルニッセに約12馬身の大差をつけて休み明けの一戦を制した。
10月14日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のレッドジョルトに5馬身の差をつけてファンの期待に応えた。
12月5日、中6週で迎えた8戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。
5歳（2020年）
1月20日、中6週で迎えた9戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（5戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。
7月9日、約5か月半の休養明けで迎えた10戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。
7月31日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。
8月19日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3一二三（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（8戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、アジタマキングズに交わされて2馬身差の2着となった。
9月9日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3二三四（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（9戦3勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3一二三（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（10戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで踏ん張ったが、アマラントスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。