キングスウェイ（2019年生、母ソーメニーウェイズ）

キングスウェイ（2019年1月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名より+母名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時18歳）と交配したソーメニーウェイズが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年の馬い!キヤッセ羽生新ジャガイモ発売記念(一般C2二三)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、Y’sconsignmentsalesによって1億8,360万円で落札された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

2月13日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 雨/重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月26日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入った。

4月23日、中3週で迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

8月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

11月6日、中8週で迎えた6戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた7戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの磐梯山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

2022年11月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2023年）

4月13日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2六七（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したトノカンショウに3/4馬身届かず2着となった。

6月20日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、馬い!キヤッセ羽生新ジャガイモ発売記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオルオルに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月23日、中4週で迎えた11戦目は、一般C2二三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2二三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口達弥騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したハートロックを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2024年）

1月18日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、一般C2七八（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口達弥騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

2月6日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた14戦目は、一般C2五六（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山口達弥騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2六七（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山口達弥騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた16戦目は、祝開園60周年よみうりランドバンデット賞（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山口達弥騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。