イズミマリカ（1990年生、母ロングケイコ）
Izumi Marrika
1990.05.15
イズミマリカ（1990年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロングフアスト（当時18歳）と交配したロングケイコが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は榊原 幸吉。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回、地方44戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は1992年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1992年）
7月19日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。
8月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
8月15日、中1週で迎えた3戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1000m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。
8月29日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったビッグガビーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。
9月6日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るホクセツモリガンを目の覚めるような末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。
9月26日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。
11月7日、中5週で迎えた7戦目は、2歳G2のデイリー杯3歳ステークス（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で安田隆行騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。
11月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下の3歳抽せん馬特別（京都芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安田隆行騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。
11月29日、連闘で迎えた9戦目は、3歳500万下のカトレア賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。
12月20日、中2週で迎えた10戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの中京3歳ステークス（中京芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。
3歳（1993年）
1月31日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた11戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は安田隆行騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。
2月27日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。
3月6日、連闘で迎えた13戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の芝桜賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。
3月27日、中2週で迎えた14戦目は、4歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（7戦1勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。
5月17日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダービーチャージからハナ差の2着に惜敗した。
5月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で仙道光男騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月11日、中7週で迎えた18戦目は、しゃくなげ特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で仙道光男騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイハヤテに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
9月15日、中4週で迎えた19戦目は、長月特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で仙道光男騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月24日、中5週で迎えた20戦目は、3歳戦の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で仙道光男騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月7日、中1週で迎えた21戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2イ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシクレノンマキシムから3馬身差の2着となった。
12月14日、中2週で迎えた23戦目は、一般B2イ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は仙道光男騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、水野善太騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4歳（1994年）
1月12日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野善太騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
1月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野善太騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2イ（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で水野善太騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
2月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で水野善太騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月10日、中1週で迎えた29戦目は、春蘭特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で水野善太騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月6日、中3週で迎えた30戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナルクイーンから2馬身差の2着に敗北した。
4月20日、中1週で迎えた31戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月2日、中1週で迎えた32戦目は、C1ハ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月23日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1ニ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月18日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C1ニ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングランナーから4馬身差の2着となった。
8月1日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月19日、中2週で迎えた37戦目は、笠松オールカマー（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は仙道光男騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月15日、中3週で迎えた38戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（4戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフラットリバーに1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。
10月2日、中1週で迎えた39戦目は、陣屋特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月23日、中2週で迎えた40戦目は、田辺弘騎手を鞍上に迎えて、一文字菊特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月6日、中1週で迎えた41戦目は、養老特別（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノブッシュから4馬身差の2着となった。
11月20日、中1週で迎えた42戦目は、雷鳥特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月11日、中2週で迎えた43戦目は、一般C1イ（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月27日、中1週で迎えた44戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（1995年）
1月26日、中3週で迎えた45戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月8日、中1週で迎えた46戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山誠騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月20日、中1週で迎えた47戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山誠騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月6日、中1週で迎えた48戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月3日、中3週で迎えた49戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月26日、中2週で迎えた50戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月6日、中5週で迎えた51戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のクロスファイアに3/4馬身の差をつけて4勝目を獲得した。
6月21日、中1週で迎えた52戦目は、水無月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月13日、中7週で迎えた53戦目は、しゃくなげ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は水野善太騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月27日、中1週で迎えた54戦目は、水野淳平騎手を鞍上に迎えて、根ノ上特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月12日、中1週で迎えた55戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田辺弘騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月2日、中2週で迎えた56戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は高木健騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月16日、中1週で迎えた57戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月10日、中3週で迎えた58戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアステリクーニャンから4馬身差の2着となった。