ローツェ（2020年生、母マウンテンウーマン）

Lhotse

2020.03.08

ローツェ（2020年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「エベレストの南峰」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時9歳）と交配したマウンテンウーマンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は三石川上牧場。主な勝ち鞍は2023年ののぼり鮎特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三石川上牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山上和良によって330万円で落札された。

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月15日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3歳（2023年）

2月25日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

3月19日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

5月10日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦ののぼり鮎特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水口優也騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウミチロクに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月4日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で水口優也騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

9月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、猪名川特別（園田ダート1870m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で水口優也騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

9月23日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で水口優也騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。