キムケンハッピー（2021年生、母ビップベリンダ）

キムケンハッピー（2021年2月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+楽しい」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時11歳）と交配したビップベリンダが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。主な勝ち鞍は2024年の橋本暁央君卒業記念。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月5日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。17頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた2戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた3戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

3歳（2024年）

1月27日、中7週で迎えた5戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

3月1日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の南澤帝斗生誕20周年記念（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3月15日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた7戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の橋本暁央君卒業記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウンザーシャイネンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた9戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5月1日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。