サンアナハイム（2011年生、母リトルラブソング）

サンアナハイム（2011年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「太陽＋アメリカの都市名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマイネルセレクト（当時12歳）と交配したリトルラブソングが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道上川郡清水町、生産者は小野瀨竜馬。戦績は、中央平地12戦1勝、地方21戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小野瀬晃司から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、小野瀬晃司から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイズによって147万円で落札された。

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

9月28日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

3歳（2014年）

3月30日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

5月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた6戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

8月3日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

9月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（7戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウトキムネを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月15日、中9週で迎えた11戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の土湯温泉特別（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

4歳（2015年）

6月27日、約7か月半の休み明けで迎えた12戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 雨/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

9月1日、中8週で迎えた13戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、矢駄秋祭り特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた14戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、お熊甲祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた15戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、あぜのきらめき特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた16戦目は、いしかわスイーツ博特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、ショウナンバスターに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた17戦目は、秋の夜灯り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた18戦目は、輪島かにまつり特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた19戦目は、山中節唄いやんこ特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

5歳（2016年）

1月1日、中5週で迎えた20戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた21戦目は、松田町でロウバイまつり開催中特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のウインレーヌに1馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

2月18日、中2週で迎えた22戦目は、駿光賞（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で郷間勇太騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

2月29日、中1週で迎えた23戦目は、春麗特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で郷間勇太騎手（3戦1勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた24戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、桜草特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

4月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

5月3日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた26戦目は、中の島賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた27戦目は、早苗月特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山林堂信彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた28戦目は、草笛特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山林堂信彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた29戦目は、迅速賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山林堂信彦騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた30戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた31戦目は、地獄星人「ヒッポリト星人」杯（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

8月24日、中3週で迎えた32戦目は、一般C1三（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた33戦目は、秀一&紗弥子結婚記念大賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で保園翔也騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミッキーボクサーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。