ミステリアスラブ（1993年生、母ボニーロツホ）

経歴

デビュー前

3歳（1996年）

4月7日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は414kg。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

6月1日、中7週で迎えた2戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた3戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月3日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

9月28日、中7週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

10月12日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

10月27日、中1週で迎えた7戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は坂井千明騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったスイートソロモンに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

4歳（1997年）

2月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下の鳥栖特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

7月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は徳吉孝士騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。